人間はでん粉、ブドウ糖などの糖類や脂質等から得られるエネルギーで諸活動をしている。
スポーツ等の体を動かすことはもちろんながら、
爪や髪の毛を伸ばすことも糖類や脂質等から得られたエネルギーによりなされている。

今回は体内エネルギー源の代表的なブドウ糖と脂質からエネルギーを得る過程を見ていきたい。
これにより、効果的な脂質の燃焼方法が見えてくるだろう。

まず、ブドウ糖の生物の体内で酸素呼吸によってエネルギーを取り出す化学変化をみる。
いきなり化学記号が出てくるが分かりやすく書くからここで物怖じしないでくれ。

12 + 6O → 6CO + 6HO + 686Kcal

12(ブドウ糖の化学式)
(酸素)
CO(二酸化炭素)
O(水)

つまり、一単位(1モル)のブドウ糖と6単位の酸素が結びつくことにより
6単位の二酸化炭素と6単位の水、さらに686Kcalのエネルギーが取り出されたことになる。
ブドウ糖は一単位(1モル)=186g だから、
186gのブドウ糖から686Kcalのエネルギーが取り出されたってことだ。
逆に考えると686Kcal消費するだけの運動をすれば186gのブドウ糖が使われたってことになる。
ちなみに取り出された6単位の二酸化炭素は呼吸から、6単位の水は汗・尿として体外に排出される。
人間が吐く息に含まれる二酸化炭素はこのような化学変化によりできたものだ。

次に脂質。

1632 + 23O → 16CO + 16HO + 2340Kcal

1632(脂肪酸)

一単位の脂肪酸と23単位の酸素が結びつくことにより
16単位の二酸化炭素と16単位の水、さらに2340Kcalのエネルギーが取り出されたことになる。
脂肪酸は一単位=256gだから、
256gの脂肪酸から2340Kcalのエネルギーが取り出され、
逆に2340Kcal消費するだけ運動すれば256gの脂肪を消費したことになる。

ブドウ糖と脂肪を比べたときにまず気になるのは1g当たりのエネルギー量だろう。

ブドウ糖 = 3.8Kcal
脂肪酸 = 9.1Kcal

脂肪の方が多くのエネルギーを持っている。
次に、脂肪からエネルギーを取り出すにはブドウ糖と比べてより多くの酸素を消費している。
ここでは省略したが、脂肪の方が分解の途中でより多くの水を消費している。

ここで注意が必要なのは脂肪からエネルギーを取り出す↑の化学式が行われる過程にβ回路なるものが存在する。この回路が動き出すには個人差により30分から60分かかる。
つまり、30〜60分運動を続けなければ脂肪は燃焼されない。

ここから、脂肪の効率的な分解方法に焦点を当てていく。

1−有酸素運動しか脂肪が分解されるチャンスはない
   (Oが必要だから)

2−急激な激しい運動はしない
   (急激な運動は脂肪が分解されるよりも糖が分解される)

3−長時間(個人差により少なくとも30分〜60分)持続して運動する
   (脂肪分解のβ回路が働き始めるまで30分以上かかるため)
   (30分の運動はまだβ回路が働き出してないから脂肪は消費されていない)

4−必ず水分を補給しながら運動する
   (脂肪分解の途中で水が必要になるため)

脂肪分解のための理想的な運動強度

毎分最大心拍数の70%ほどの心拍数になるような運動を60分以上続けるのが理想的
毎分最大心拍数の簡易算出法

毎分最大心拍数 = (220 − 年齢)

例:俺22歳の場合 

最大心拍数 = (220 − 22) = 198

減量のための運動強度は 198 × 0.7 = 138
つまり、毎分心拍数が130〜140くらいの運動を60分以上持続すればよい。

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